特集:暦に学び、今日から実践!
五感で感じる心豊かなくらし

教えてくれた人
日本の行事・しつらい研究家
広田 千悦子さん

日本古来の暦と行事、あなたは意識していますか?暦を軸にしたメリハリのある生活は「経験によって、自分の能力を伸ばすことができる」というグロース・マインドセットを育むのにも有効です。三井のすまいLOOPでは、そんな豊かなくらしを実現する方法を、日本の行事・しつらい研究家の広田 千悦子さんに伺いました。ショッピングモールやホテルなど、身近な場所から季節を取り入れてみませんか?

三井のすまいLOOPなら、サービス利用等で貯めた三井のすまいLOOPポイントを「三井ショッピングパークポイント」や、三井ガーデンホテルズなどでお使いいただける「MGH Rewards Club」に等価交換が可能です。旅に買い物に、暦に学ぶ豊かなくらしを手軽に取り入れてください。

行事は“いいとこ取り”で

行事は“いいとこ取り”で

日本には二十四節気という暦があります。二十四節気とは、1年間を約2週間ごとに区切り、季節の変化をわかりやすくした暦のこと。二十四節気をさらに細かく区切ったものに七十二候があり、約5日ごとに気象の変化や動植物の動きを感じられる暦となっています。これは農耕生活に根付いたものでしたが、現在はくらしも変わり、暦を知る必要も少なくなりました。

行事は本来、時代や社会的な背景と共に変化してきましたが、現代は情報が得やすくなった分、地域や時代の固有性が失われてしまいました。その結果、現在は、形骸化しくらしに合わなくなった行事を一生懸命取り入れている状況です。

例えばお正月のしめ縄を例にとっても、形や太さ、飾り物は地域や家によって異なっており、「こうでなくては」という統一された決まりは多くはありません。ですから、行事をもっと自由に捉えて、今の気持ちに合うものを選んでもいいのです。あるいは、そこからヒントを得て、自分で好きなものを飾るのもいいでしょう。何かをすることでこれからの季節が楽しくなる、安心して暮らせる、元気になれる、それが本来の意義です。

季節の行事を楽しむことは、あらためて節目を知り、感じることです。行事は今の時代に不可欠なものではありませんが、日々を意識し、豊かにするための機会として取り入れてみてください。

自然から学ぶ感覚のバリエーション

自然から学ぶ
感覚のバリエーション

現代は五感を使う機会が減っていますが、都会にいても五感を働かせることは可能です。外に出て、春の花や冬の雪の匂いを感じることはできますし、通勤途中でも風の変化を感じられます。また、道に落ちた葉を見て「きれいだな」と思う瞬間はあると思います。街路樹はたいてい紅葉が美しい樹木ですので、森の中にはない、都会らしい季節の感じ方ができます。葉っぱを踏めば「カシャ」と音がしますし、クルマの窓を開けると虫の声が聴こえてきます。そのような光景は意識すれば身の回りにたくさん広がっています。

自然から学ぶ感覚のバリエーション

人間には変化を感じることで生まれる気持ちがあり、変化によって「ここからまた発展していこう」と想像が広がっていきます。ですから、外を散歩したり、食で旬を取り入れたりと、意識して変化を作るのはいいことです。旅行や買い物など、くらしの中に変化があれば豊かさを感じやすくなります。現代の自由と利便性に加えて、変化による気持ちの揺らぎがプラスされることで、日々がより豊かになっていくのです。

感覚にはバリエーションがあり、同じ人であっても、年齢や季節によって感じ方は変わります。ですから、その層を重ねていくことが大切です。

自然の変化を投影する

自然の変化を投影する

日々の生活の中で自然を探したり、電車の中から空き地を眺めたりと、通りすがりに出合う自然にもたくさんの発見があります。いつも見ている花でも、意識的に違う見方をするだけで多くの発見があります。

例えば、桜は開花時がいちばんのニュースになりますが、芽生え、つぼみになり、だんだん膨らんでくるといった過程があり、開花を待つ間や散った後を楽しむこともできます。また、つぼみのついたつつじの枝を花瓶にいけておくと、春には花が咲きます。家の中でも“心待ちにする”ことができるのです。

自然の変化を投影する

そんな自然の過程は、自分自身に置き換えることもできるはずです。花の変化を通じて己を振り返り、「自分は育っている途中だ」と気づくことができますし、うまくいかないことがあっても「今は準備期間だから」「だんだん移り変わるかもしれない」と気持ちに折り合いをつけることができます。何かに気づいた時、「自分の気持ちがどんな風に動くのか」に意識的になってみると、自然と会話をするかのように、自然から助言を得ることができます。

外と家の境界に香りを使う

外と家の境界に香りを使う

何かの香りをきっかけに、記憶が蘇った経験はありませんか?自然や土地、固有の物が持っている匂いを感じた時に、「いいところだな」「気持ちいいな」と感じることは多いと思います。嗅覚は脳の記憶を司る海馬と近い関係にあり、嗅覚は記憶を呼び起こしやすいのだそうです。ですから、香りを楽しむことは、記憶や自分の中にあるものを楽しむことでもあります。

香りを楽しむ方法としては、玄関に花を置くのがおすすめです。お客様を花の香りでお迎えできますし、自分が帰ってきた時にも、心を解きほぐしてくれます。玄関は外と家の境界線のような場所なので、 安全な場所に帰ってきた時に気分を変える方法としてもいいでしょう。かすかな香りでも、外から帰ってくると玄関が香りで満たされていることを感じられ、香りによって気分を変えることができます。

煙や香りは色々な国でその場を清めるものとして使われています。日本では、聖なるものに対するお供物としてお線香がありますが、いわしの強い匂いで鬼を払うように、香りには「心地よさ」のほかに「邪気を払う」という意味もあるようです。

外と家の境界に香りを使う
形式だけでなく心が動くものを

形式だけでなく
心が動くものを

室礼(しつらい)とは、四季折々の行事に合わせた飾りもののこと。お正月の門松や桃の節供のひな人形をイメージするとわかりやすいでしょう。室礼の基本は、自分が好きなもの、気持ちが動いたものを飾ったり、お供えしたりすること。目に見えない対象に対して「これを一緒に楽しもう」と誘う気持ちなどから生まれたものです。例えば、門松ひとつとっても、形も数も飾る場所も地域によって異なり、共通点のひとつに“常緑”があります。常緑樹は冬の間も緑を保つことから、力があると考えられたのです。

形式だけでなく心が動くものを

何かを最初に作った人は「これなら思いが届くかな」「これがあれば病気にならないだろう」と考え、何かの力を与えてくれると信じて作ったはずです。根底にあるのは「健康に生きる」「幸せに暮らす」といった根源的な願いであり、形ではありません。

旅行や出張でどこか遠くに行った時には、ぜひその土地の方に、行事や室礼について聞いてみてください。きれいなものだけでなく、中には驚くような習慣もあります。各地の共通性と違いを知り、自分がいいと思える室礼を取り入れて楽しんでみてください。

おわりに 暮らしを豊かに。
ポイントシステムのご紹介

三井のすまいLOOPで貯めたポイントは、三井不動産グループで使える「三井ショッピングパークポイント」や、三井不動産ホテルマネジメントが運営するホテルでお使いいただける「MGH Rewards Club」に交換が可能です。三井のすまいLOOPのサービスでポイントを賢く貯めて、旅行や買い物、各種サービスで日々のくらしを豊かに広げていってください。

2024年のスタート。
暦と行事を無理なくくらしに取り入れて、
オンもオフも心地いい生活を始めましょう。
三井のすまいLOOPポイント

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※三井ショッピングパークポイント交換後にお使いいただける
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※掲載情報は2024年1月5日時点の情報です。
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