プログラム1

家を強くする

防災の筋トレ

「私の家は地震に強い」。今、そう言えるでしょうか。
津波被害のなかった阪神・淡路大震災の場合、
亡くなった人の死因の約7割強が、建物の倒壊などによる「圧死」でした。
耐震性の強い家であれば、この運命は、変えることができます。
家が耐えられれば、地震の後も、避難所に行かずに、
住み慣れた場所で避難生活を送れます。
家は本来、生活の基礎となるもの。
まずは家の安全性を確かめることから、始めてみましょう。

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コラムで知識をインプット

建物は倒壊する危険性がある

大きな地震では、家の耐震がしっかりしていないと、倒壊してしまう危険があります。
南海トラフ地震では、全壊・焼失軒数は238万6,000棟と想定されています。

地震による建物の全壊・焼失軒数

南海トラフ地震では、建物被害により閉じ込められ、
救助を要する人が約14.1万人〜約24.3万人発生する
と想定されています。

知っておきたい「耐震基準」

建築基準法とは、人の命を守るために最低限の基準を定めたもので、1981年と2000年に大きく変わりました。2000年の基準で建てられているかが、建物の安全性をチェックするひとつの目安になります。

耐震基準

熊本地震では、 「2000年基準」に沿って建設された木造住宅のうち最大17棟が全壊・半壊。 現行の基準では想定していない2回の震度7が起きたこと、 また設計の配慮不足や施工のミスが原因だと考えられています。 政府では耐震基準の見直しも含めた議論を進めていますが(2016年6月現在)、 1981年以前の旧耐震基準で建てられた住宅の被害が甚大だったことは確か。 熊本地震を受けて住宅の安全基準がどうなるかに注目しつつ、 まずは「2000年基準」をクリアしているかどうかを確認しましょう。

家の耐震を調べてみる

生活の場を安全にすることが、 防災対策の基本です。 まずは市町村に問い合わせて、自宅の耐震チェックをしてみましょう。 建物の耐震化には、 いくつかの方法があります。

屋根を軽くする 壁を増やす、筋交いなどで壁を補強する 新しい壁を増やしバランスを改善する 引き抜け防止用の金物で土台と柱を固定する

家の耐震工事をする際、市町村によっては助成制度が利用できます。条件はそれぞれ異なるので、まずは問い合わせてみましょう。

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動画で実践方法をイメージ

そもそも強い家ってなんだろう?

部屋を守るトレーナー 直原
お家を守る
トレーナー
直原

はじめまして!お家を守るパーソナルトレーナーの直原と申します。
普段は三井不動産レジデンシャルという会社で勤務しております。 ここでは、
「お家の耐震に関する不安を解消して、 災害時でも安心して暮らせるお家」
について動画を通じて皆様にお伝えできれば嬉しいです。 ぜひ私と一緒に強いお家づくりを目指していきましょう!

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